「将来年金はもらえないのでは?」と悩むお客さまへどうアドバイスしたらよいでしょうか?

公的保険年金制度

保険代理店で募集をしているのですが、よくお客さまが言われるのが『国の年金は当てにできないから』とか『20代の自分たちは、年金はもらえないのじゃないか』などです。実際金額は減ったりはしても、もらえなくなる可能性はないと思っているのですが。そこの所をお客さまにどう説明すれば良いのか、また提示できる参考資料などありましたら教えてください。

アドバイザーの回答

ポイント

国の年金は「保険」であることを伝えましょう!

まず国の年金は「貯蓄」でも「金融商品」でもなく「保険」であることをしっかりお伝えしてください。
保険であるからこそ、「予測できない経済的損失」が発生した時に保障が得られます。すなわち、遺族年金、障害年金、そして長生き保険である老齢年金です。この保険を維持するため、全国民は年金制度への加入義務があります。仮に、国の年金に加入しないことを選択するのであれば、これらの保障をすべて自前で準備することになり、それは非常に非効率ですし、非現実的です。
例えば老齢年金の受給権を放棄すれば、現役時代とほぼ同じ位の時間がある老齢期の生活費をすべて現役時代に準備しなければならず、これができる人はそうはいないでしょう。
このため、何歳までいきるか分からない「予測できない経済的損失」に備えるのが年金です。

下記サイトは参考になるかと思います。

■ご参考
日本年金機構「年金について学ぼう」