年金はいつから?支給開始と受給開始の違いについて

YouTube 2021/06/03

 

土`川:「結構な年金に関する質問って多いですよね?
年金の受け取りが昔は60歳だったとかって言って、今65歳で高齢化も進んでるから、70になるんじゃないかとか、75になるんじゃないか?みたいな説がTwitterとかで流れてるんですけど、これはどういうことなんですかね?」

山中:「60歳で年金を受け取っていた方っていうのは、細かい話を言うとね、会社員で受け取っていた厚生年金部分と、いわゆる国民年金部分っていうのは2階建てなんだけど、2階とも60歳から受け取っていた人達っていうのは、今80歳ぐらいの人達!それを定額部分で国民年金相当部分から60歳だとすると、60.62.63.64と、移していったんですよ!で、今は会社員の人達ってここしかないから、これも段々こうやって移していって、来年60歳になる方達から全部年金は65歳開始に変わるんです!
つまり、20年ぐらいかけてちょっとずつ変更していったんです!
なんで変更したのかっていうと、平均寿命も随分若かったし」

土`川:「あー!確かにそうですよね!」

山中:「定年っていうものも昔は55歳だったでしょ?」

土`川:「昔はそうかあ~!なるほど!」

山中:「そう。びっくりするぐらい早くに長寿化になったじゃないですか?定年も今60歳が普通でしょ?で、それを65歳とか70歳にしようとしてるのに、合わせて年金の支給開始年齢を20年ぐらいかけて65歳にしていったんですよ!徐々に。
だから今後、絶対70歳になるかどうかわからないけれども、例えば私たちの平均寿命が150歳とか、130歳とかなったら、それはやっぱり変わるんじゃないですか?
でも変わったとしても、明日目が覚めたら年金受け取れなくなったってことはないです!」

土`川:「もし仮に受け取り年齢が後ろになるとしても、まあ時間をかけて」

山中:「そう、ちょっとずつ、ちょっとずつ!」

土`川:「でもなるんですか?本当に?それって検討されてるんですか?」

山中:「全然煙も立ってないです!今の支給開始年齢は65歳。
ただ、支給開始年齢と受給開始年齢って言葉が実は2つ存在していて」

土`川:「ん?ちょっと待って!」

山中:「支給っていうのは、国がどうぞ!って。受給っていうのは私が受け取りたい!っていうちょっと能動的な感じです。支給あくまでも65歳なんですけど、希望制で60歳から受け取ることもできるし、70歳から受け取ることもできるよっていう、これは希望制のオプションなんです!これと皆さん混同しちゃって、あ!70歳なんだって思っちゃうんですけれども、でもあくまでも国が支給しますよって、正式な基準は65歳!でもオプションで60歳から70歳の間で自由に受け取っていいですよって決まっているので。」

土`川:「なるほど!10年間の中でどこから受け取り始めてもいいわけですね!」

山中:「いいわけです!ただ、来年からは75歳!またオプションが広がります!で、遅く受け取るとおまけが付くんです。年金額が増える!」

土`川:「ちょっとそれは詳しく聞きたいので、次のパートでお願いします!」

山中:「はい、わかりました。」

土`川:「はい!ありがとうございます!」