コロナで年金保険料が払えない…どんな違いがあるの? 未納と免除の違いとは
土`川:「こないだ年金保険料納めないと、保険としての機能を受けることが出来ないよっていう話だったと思うんですけど、最近このコロナでね、なかなか仕事も・・・っていうことで、払わなきゃいけないってことは分かってはいるものの、なかなか払えないよねって状況の方もいらっしゃると思うんですけど、そうゆう時も払えないから、もし万が一、何かあった時には受け取れない。こういうことになっちゃいますよね?」
山中:「そうですね。例えば1ヶ月でも払ってなかったら、すべて受け取れないってわけじゃなくて、そこには条件があって、ある程度のところちゃんと払ってたら良いですよ!とか、そういうのはあるんですね。」
土`川:「あー、条件が!」
山中:「うん、条件があるんです!ただし、例えば学生の方がアルバイト無くなったとか、商売やってた方が商売が無くなったみたいなことになって、経済的な理由でやっぱり保険料払えないっていった時には国のお助け制度があって」
土`川:「へえ~」
山中:「それ免除って言うんですけど。免除の申請をするとね、まずは所得要件とかありますよ。必ず言ったら絶対免除になるわけじゃないけど、免除っていうふうな手続きをとることもできるんです!そうすると、保険料は今苦しいですよね?払わなくても大丈夫ですよ!でも、ちゃんと年金保険に入ってることとして認めてあげますよ!っていう制度があるんですよ!」
土`川:「ほう~」
山中:「なので、もしやっぱり不安なことがあったら、区役所とか、あるいは年金事務所とかそういったところに相談に行って、免除の申請をするというのがまず1つ」
山中:「免除だとね、将来受け取る年金もね、ちゃんと払った人と比較するとなんですけど、半分は受け取れる!!だから将来、年金も0加算ではないから、半分だけでもちゃんと将来積み上がっていくし、万が一の保障も準備されているので、免除はしっかり受けた方が良いんじゃないですかね!」
土`川:「それはちゃんと手続きをとらないとダメなんですか?」
山中:「そうなんです!未納って形になっちゃうんですね!あ!この人保険料払ってないんだなってことになって色んな権利が失われる・・・」
土`川:「未納も手続きして免除もどちらも保険料は払ってないんですよね?でも免除と未納だと・・・免除は・・・??」
山中:「免除は例えば、年金の財布って半分保険料が入ってて、半分いわゆる消費税が入っているんですよね。で、免除の人っていうのはお財布の中の半分の保険料払ってないけど、消費税って間接税でしょ?だから何かコンビニで買ってもここに自分でお金入れてることになってるわけですよ。この分はちゃんと将来受け取れるようにしてあげるね!ってのが免除!!」
土`川:「なるほど、なるほど!」
山中:「未納っていうのは、あ!このお財布そのものにあなた興味ないのね!あなたの消費税もここに入ってるけど、要らないのねっていうことになっちゃうから、その人に何もあげられない!」
土`川:「なるほど!」
山中:「もったいなくないですか?」
土`川:「怖いですね」
山中:「怖いです!!」
土`川:「それはでも、知ってると知らないとで将来大きく変わってきますね!」
山中:「大きく変わるし、未納しちゃうと、あ!そうだ払わなきゃって思っても、2年経っちゃうと払えなくなるんです!」
土`川:「遡れないんですか?2年まで?」
山中:「元気だったらとりあえず今半分しか年金受け取れないでしょう?もう半分については、例えば経済的余裕があったら、過去分払いたい時、10年余裕があるんです!」
土`川:「はー!!!」
山中:「なので、心配なことがあったら免除申請!」
土`川:「なるほど!分かりました!ありがとうございます!」