公的保険アドバイザーは、公的保険(健康保険、介護保険、雇用保険、年金保険)について横断的かつ幅広い知識を持ち、その専門知識を生活者にわかりやすくお伝えし、人生のリスクに適切に備えることができるようアドバイスをすることを使命としています。

我が国の公的保険制度は、皆保険・皆年金を謳い国民が遭遇する人生のリスク、疾病、高齢化、失業、介護などに備えて生活を保障するとても重要な仕組みです。しかし残念なことに、公的保険の窓口はそれぞれが独立しており、生活者に対し横断的に適切な情報を提供できる国の機関はありません。

公的保険において、国民が国からの給付を受けるためにはなんらかのリスクに直面した時に自らが受給要件を満たすことを知った上で、自身で適切な窓口に請求を行わなければなりません。そのため、公的保険制度を知らないと、本来給付を受けられる人が給付を受けられないという状況が起こり得ます。

また公的保険の内容を知らないために、必要以上に民間保険に入り不必要なお金を払ってしまったり、反対に保障が足りなくて生活再建ができない等のトラブルも発生します。

そればかりではなく、少子高齢化など社会的な問題から、国の公的保険制度は基本的に縮小の方向です。時代の移り変わりとともに、国民の生活を守るセーフティネットがぜい弱になってきているということは、私たちの日々の暮らしが、これまでにないリスクにさらされているということになります。

このような現状をふまえ、公的保険アドバイザーは、生活にかかわる国の制度を正しくお伝えし、公的保険だけでは守り切れない人生のリスクへの適切な対策をアドバイスする専門家として必要とされています。

公的保険アドバイザー®に求める資質とは

  1. 1.公的保険の理念や意義、役割に加えて、現状や課題について正確な理解と情報発信ができること。
  2. 2.制度の仕組みに精通し、公的保険の改正情報を含めた新しい情報を、正確にかつ中立的な視点で解説できること。
  3. 3.公的保険の制度をふまえて、民間金融サービスの選択について適切なアドバイスができること。
  4. 4.上記を通じて、生活者の金融リテラシーの向上に務めること。