公的保険アドバイザー®の必要性

「人生100年時代」といわれる昨今、先の見えない人生のリスクに対する不安を払拭するために、公的保険(健康保険や年金保険など)と民間金融サービスを組み合わせた包括的なアドバイスができる人材が求められています。

人口減少や平均余命の伸びなどによって、日本の社会構造は変わりつつあります。これまでにはなかった人生のリスクも増えました。
ある調査では、生活者の8割以上が老後の年金に不安を感じていると回答しています。年金だけでなく、伸びた老後の健康維持や介護問題など、公的保険だけではすべてのリスクに対応できません。これは民間金融サービスでも同じことです。すべてのリスクに対応する保障、カバーできる資産を生み出すことは容易ではありません。
リスクに対応するには、公的保険と民間金融サービスを組み合わせたリスクマネジメントが必要不可欠です。

元来、公的保険と民間金融サービスは相互関係にあります。
公的保険は、長生きや万一のリスクを国民全体で助け合う仕組みです。対して、民間金融サービスは公的保険だけではまかないきれない部分を補完するものです。
しかし、公的保険に対する正しい知識が不足しているために、過剰に民間金融サービスを勧める事業者、加入してしまう生活者がいます。偏った必要以上のサービスは、現在の生活を苦しくするだけです。
こういった状況の中、行政も大きく方向転換をしました。民間金融サービス事業者に対し、生活者にとって本当に必要なサービスを提供する顧客本位の業務運営へ転換するよう求めています。

公的保険だけでは足りないという不安、民間金融サービスでどう資産形成をしたらよいのかわからないという不安を解決するには、事業者だけでなく、生活者自らも公的保険の仕組みを理解し、資産形成や保障を真剣に考えていくことが重要です。

生活者の正しい理解と将来不安を解消し、適切なアドバイスのできる公的保険アドバイザーが生活者の「人生の伴走者」として求められています。